尿路結石の対策におすすめのキャットフード5選
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尿路結石の対策におすすめのキャットフードを紹介していきます。成猫になった後に病気が発症するリスクが高い病気として下部尿路疾患(ストルバイト結石症、シュウ酸カルシウム結石症)や肥満、腎臓病などが挙げられます。水を飲む習慣が少ない傾向にある猫だからこそ、かかりやすい病気と言えます。しかし、毎日の生活習慣や食生活で下部尿路疾患にかかるリスクを低減することができます。一緒に下部尿路疾患にかかる原因と尿路結石の対策におすすめのキャットフードをチェックしていきましょう!

下部尿路疾患・尿路結石の原因

下部尿路疾患(ストルバイト結石症、シュウ酸カルシウム結石症などの尿路結石症)は、猫にとても起きやすい疾患のひとつです。トレイに行く回数が多くなる、痛みでおしっこの態勢がおかしくなっている、トイレがとても長い、尿の量がとても少なくなっている、血尿のような状態のおしっこが出ている、食欲・元気がない、などの症状が見られる場合、膀胱炎や尿路結石症を患っている可能性があります。大きく分けて下部尿路疾患にかかる原因は下記が挙げられます。遺伝や感染症は食事の変更で改善できるわけではありません。

  • 遺伝
  • 尿をアルカリ性にする成分を出す菌が尿路にいる感染症
  • 尿pHがアルカリ性に保たれてしまっている
  • 水分摂取量が少なく結石を尿と共に洗い流せていない
  • マグネシウム量が極端に多い食事を毎日食べ続ける(一般的なキャットフードでマグネシウム量が極端に多くて病気になるほど配合されている製品は存在しないのでご安心ください。)

下部尿路疾患・尿路結石の対策

食事や生活環境で改善できるポイントとして、水分摂取量を適正にすること、そして尿pHを酸性に保つことが重要となります。新鮮な動物性食材(肉や魚)が含むキャットフードを食べると酸性尿、植物性食材を食べるとアルカリ尿が出る傾向があり、尿路結石症を未然に予防する対策でできることは、動物性食材中心のキャットフードを愛猫に与えて尿pHを酸性に保つことが重要です。

  一昔前はキャットフードのマグネシウム量が原因で尿路結石症にかかると言われていましたが、今は尿pHコントロールがもっとも重要とされています。なお、ストルバイト結石症を未然に防ぐには尿pHを酸性にすること(ストルバイト結石は酸性の尿で溶ける)が重要です。シュウ酸カルシウム結石症を予防する方法としては現実的に水分摂取量を増やして排尿して洗い流すのが重要です。

ストルバイト結石は酸性の尿で溶かして洗い流すことができます。そのため、尿pHを酸性に傾けることができる動物性食材がたっぷり配合されたキャットフード(動物性食材に含まれるメチオニンやタウリンなどの代謝過程で水素イオンを生じ、尿が酸性になるpH6.1〜pH6.6の範囲でコントロールするのが推奨)、日々の水分摂取量を増やす(猫が1日に飲む水の量は体重1Kgに対して50ml〜70ml程度。キャットフードからも水分を摂取できます)、ビタミンA(粘膜保護)とオメガ3脂肪酸(抗炎症効果)が配合されたキャットフードを与えることが重要です。

尿路結石の対策におすすめのキャットフード

尿路結石の対策におすすめの動物性食材がたっぷり配合されたキャットフードを紹介していきます。植物性食材の配合量がより少ないキャットフードを選ぶと良いでしょう!

カナガンキャットフード

カナガンキャットフードを食べる猫
カナガンキャットフードは、チキン主体のキャットフードで70%が動物性食材で構成されている上に完全無添加で植物性原材料がほぼゼロのグレインフリー(穀物不使用)製品です。マグネシウム(0.09%)とナトリウム(0.36%)の比率がとても低いキャットフードとしても推奨できます。いとこの家で健康的に育つナイちゃんも毎日美味しく食べているフードです。全年齢の猫が給与量の調節だけで食べられるキャットフードです。

モグニャンキャットフード

モグニャンキャットフードを食べる猫
モグニャンキャットフードは白身魚が63%配合された魚主体のキャットフードです。動物性食材中心なので尿pHを酸性に傾けてくれる上にサツマイモやエンドウ豆、ひよこ豆、レンズ豆なども配合されているので食物繊維もしっかり確保できて毛玉ケアにも一役買ってくれます。オメガ3脂肪酸も配合されているので抗炎症効果を期待できますよ! 新鮮なクランベリーなども健康をサポートしてくれます。愛猫のさくも毎日美味しく食べています!

ピュリナワン 下部尿路の健康維持 F.L.U.T.H.ケア

相変わらずピュリナワンを出すと興味津々
ピュリナワンは大手ペットフードメーカーのネスレジャパンが手がけるキャットフードブランドです。原材料の配合によってミネラルバランスを調整して、尿pHを弱酸性にコントロール(尿pHが6.0〜6.3)することができます。また、マグネシウム量を0.08%に押さえてストルバイト尿石ができずらい環境を作っています。避妊後の体重管理用と異なり、下部尿路ケア製品は動物性食材が主原料ではありませんが、新鮮な動物性原材料も配合されているので推奨できるキャットフードです。

シンプリーキャットフード

シンプリーキャットフードを食べる猫
シンプリーキャットフードはサーモン中心の魚系キャットフードです。動物性食材で構成されており猫の消化吸収が悪い穀物も完全不使用のグレインフリーキャットフードです。食物繊維も豊富に含まれているので、成猫がかかりやすい体のトラブルを未然に防ぐ効果が期待できるフードです。プレミアムキャットフードに位置していますが、1Kg2,000円台から購入できる安価な価格設定も嬉しいです。1Kg3,000円以上するキャットフードと同じレベルの品質を実現しています!

プリスクリプションダイエット c/d


プリスクリプションダイエット c/dはマグネシウムとリンとカルシウムの量を低く抑えることで尿結石のリスクを低減させる効果をコンセプトに掲げる製品です。ストルバイトやシュウ酸カルシウム尿石の構成成分であるマグネシウムやリンは抑えめでカルシウムは半分以下に抑えられています。下部尿路疾患対策と同時にダイエットも実現できるキャットフードとして知名度が高いです。注意点は1点だけ、療法食に該当するので獣医師に確認した上で導入するようにしましょう。値段はかなり高いですが、愛猫の健康を考えるなら推奨できるキャットフードです。

まとめ

いかがだったでしょうか。尿路結石の対策におすすめのキャットフードを紹介していきます。下部尿路疾患は成猫がもっともかかりやすい病気のひとつです。正しい下部尿路疾患の知識を元にキャットフードを比較検討してみてください!

愛猫の健康を考えた本当に良いキャットフード

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