猫が喜ぶ飲み水は何?キャットフードと飲み水の関係性とは
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人間と同じように猫にとっても飲み水は健康を維持していつまでも健やかに過ごすために欠かせない要素のひとつです。多くの飼い主はキャットフードの栄養成分や安全性にばかり目がいってしまいますが、水を飲む量が少なければ尿路結石症になりやすくなってしまいます。そこで今回は、猫の飲み水に特化した情報を紹介しています。人間と同じように猫もキャットフードから水分を摂取できるようにする工夫をしてあげるのも飼い主の役割ですよ!

水を飲まない猫は尿路結石症になりやすい

猫は元来、体内水分のリサイクル能力が高いので水をあまり飲まない猫もたくさんいます。その状態を持続してしまうと尿路結石リスクを高めることにつながってしまいます。尿路結石症を予防するには、新鮮な動物性食材をふんだんに含んだキャットフードを食べて尿pHを酸性に保つことが重要です。また、キャットフードに含まれるマグネシウムの量が少ない商品を選ぶことが重要です。

  日本で購入可能なキャットフードは猫が食べても尿路結石症リスクを高めるほどのマグネシウムが含まれているキャットフードはほとんどないのでご安心ください。

食事から水分を摂取できるようにするのが自然ですが、保存性や栄養成分の良さから水分量が少ないドライフードを選ぶ飼い主が多いです。缶詰ウェットフードの水分量はとても多いので、缶詰ウェットフードを毎日の食事に組み入れるのもひとつの手段と言えます。また、猫の餌台の高さを決めるコツとおすすめのおしゃれな餌台という記事で紹介していますが、我が家の餌台のようにフードボールの横に飲み水をセットすることでキャットフードと一緒に水を飲んでもらうきっかけになります。水を飲む量が少ない猫ちゃんにおすすめですよ! また、冷ました肉や魚の煮汁を喜んで飲む猫もいるので手作り食を与えている家庭はお試しください。

  新鮮な動物性食材中心のキャットフードを食べて尿pHを酸性にキープしつつ、摂取水分量を増やすことで尿の濃度を薄くして石を溶かすことが重要です。その点を踏まえても下部尿路対策に飲み水は欠かせないことが分かると思います。

猫が喜ぶ飲み水は猫によって異なる

猫を観察して猫が喜ぶ飲み水を理解する必要があります。場合によっては水飲み場が飲みづらくなっているケースもあります。しっかり猫ちゃんを観察することが大切です。まず、最初に飼い主が気になる猫の飲み水の疑問について紹介していきます。これはどの猫ちゃんにも共通している飲み水の基礎知識です。

  1. 水道水を飲ませても問題なし(日本の水道水は世界的に見てもトップクラスの品質を誇る飲み水です。)
  2. ミネラルウォーターを飲ませても問題なし(軟水であればあるほど望ましい。硬水は控えた方が良いでしょう。水道水の硬度に近い飲み水がベストです)
  3. 人肌程度に温めた飲み水でも問題なし(ドライフードに人肌の水をかけてふやかして食べさせると水分摂取量を増やせます)
  4. 水道からの流水、循環式自動水飲み機の流水が好きな猫もいます。音に反応しやすい猫ちゃんは好きな可能性も。

上記が猫の飲み水の基礎知識です。基本的に水道水でも全く問題ありません。熱湯は好まない猫が大半と言えます。餌台を工夫したり、水飲み場を増やしたりすることで猫が水を飲む頻度を増やしたりするのもおすすめです。重要なことは、猫が飲む水分量を体に合わせて最適化するサポートをすることです。

猫が1日に飲む水の量はどれくらい?

猫が1日に飲む水の量は体重1Kgに対して50ml〜70ml程度です。人間で表現すると分かりやすいですが、必ずしも水分が足りないと即座に体に支障をきたすワケではありません。日々の積み重ねが体に悪影響を及ぼします。体重4Kgの猫だったら200ml〜280mlの水分を飲ませてあげましょう。水分量10%のドライフードを1日80g食べさせているだけで飲み水をほとんど飲まないと、確実に水分摂取量が不足しています。飲み水を増やしたり食事で水分を摂取できる工夫をしましょう。我が家のように餌を入れるフードボールの横に水飲み場を作るのもひとつの手段ですよ。

餌台にピュリナワンをセット

飲み水の入れ物で飲む量は変わる?形は?

飲み水の入れ物で飲む量が変わるケースはあります。ただし、重要なことは猫が前傾姿勢になり過ぎずに自然な体勢で水を飲み続けることができるようにすることです。前傾姿勢でキャットフードを食べたり、水を飲むことで頚椎ヘルニアリスクを日に日に高めることにつながるので注意しましょう。上記で紹介した餌台はとてもおすすめです。我が家のさくは、キャットフードと一緒にゴクゴク水を飲んでくれます。

まとめ

いかがだったでしょうか。猫のキャットフードと飲み水の関係性について紹介しました。長期的に水分摂取量が足りていないと健康維持に黄色信号がともりやすくなります。飼い主ができることは、猫が飲み水を補給しやすい環境を作ってあげることです。ここで紹介した情報が参考になれば幸いです!

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