様々な理由でキャットフードを切り替えるケースがあります。切り替える時にキャットフードの塩分濃度(ナトリウム量)を気にする飼い主さんはとても多いです。なぜなら、人間が塩分過多の食事をしていると高血圧や腎不全などの万病の元になってしまうからです。猫にも同じことが言えますが、塩分濃度ばかりを気にして塩分控えめの療法食を与えていると健康な猫は栄養不足で逆に体を壊しやすくなってしまいます。そこで今回は、キャットフードの塩分(ナトリウム量)に関する情報をコラムとして紹介していきます。
猫にとって望ましい食事
猫にとって望ましい食事は人間と大きく変わりません。1点違う点は猫は完全肉食動物なので穀類中心のタンパク源や炭水化物を多く必要としません。
- 新鮮な動物性食材(肉・魚)中心のキャットフード(下部尿路対策にもつながる)
- 合成添加物(着色料、香味料、保存料)が完全不使用
- 穀類は0%でも問題ないが20%程度含まれていても問題ない
上記の通りです。猫にとって望ましい食事は動物性食材中心のキャットフードで合成添加物が含まれていない無添加の自然のままのキャットフード(たくさんの動物性食材や野菜から栄養素を摂取するとなお良い)がもっとも望ましいと言えます。スーパーやホームセンターで販売されている国産メーカーの合成添加物がたっぷり入った国産キャットフードは今も昔も推奨されていません。猫が生きる上で重要な3大栄養素のタンパク質中心に脂質と炭水化物を摂取して、ビタミンとミネラルも補給できる食事が望ましいです。
塩分濃度が高いキャットフードは危険?
キャットフードに含まれる塩分濃度(ナトリウム量)は、栄養成分表示欄のナトリウム(塩)を確認することでチェック(ナトリウムの濃度を表記していない製品も存在する)できます。キャットフードの塩分濃度(ナトリウム量)は一定の基準が設けられています。日本で販売されているキャットフードの大半は、アメリカのAAFCO(米国飼料検査官協会)の成猫用養分基準を参考にした、日本のペットフード公正取引協議会の定める栄養基準に準拠しています。AAFCOのキャットフードのナトリウム(塩)養分基準の最小量は下記の通りです。
成長期繁忙期 | 0.2%(100g中0.2g) |
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維持期 | 0.2%(100g中0.2g) |
1日に100gもキャットフードを食べる猫はほとんどいないので、塩分濃度は0.2%が最小値となっています。塩分が多目に含まれているキャットフードでも0.6%前後が基準になっている感覚を持っています。厚生労働省が定める成人の1日の塩分摂取量が7g〜8gで、人間が食べる食事の適度な塩分濃度が1.1%前後なのを考えると、キャットフードの塩分濃度は全く気にしなくても問題ないという考えを持っています。ただし、獣医師やペットの栄養学の専門家でも一人ひとり塩分に対する考え方は異なります。重要なことは飼い主であるあなた自身が塩分濃度に関する考えをしっかり固めることが大切です。筆者はキャットフードの塩分濃度を気にせずにキャットフードを購入して全く問題ないと考えています。
キャットフードに配合する塩分量(ナトリウム量)に上限は定められていないので、塩分濃度を心配する方は下記のキャットフードを購入してみてはいかがでしょうか。合成添加物が配合されたキャットフードや並行輸入品などのキャットフードは除いています。
塩分濃度が抑えめのおすすめキャットフード
塩分濃度が控えめのおすすめキャットフードを紹介していきます。
カナガンキャットフード
カナガンキャットフードの塩分濃度(ナトリウム)は0.36%です。平均的なキャットフードの塩分濃度で栄養基準の最小値の約2倍ですが、全く問題ないと言えます。いとこの猫ちゃんも毎日美味しくカナガンキャットフードを食べてくれています。さらにカナガンキャットフードの最大の特徴は、グレインフリーで高タンパク質で必要な栄養素を給与量の調節だけで全年齢の猫ちゃんが美味しく食べられるキャットフードという点です。チキン主体のキャットフードなので高タンパク源の美味しい食事を食べることができます。穀類不使用で合成添加物完全不使用なので確実に安心して猫に与えることができるキャットフードと言えます。今なら定期便購入で最大20%OFFで購入できるチャンスです。ぜひ、最安値の公式通販をチェックしてみてはいかがでしょうか!
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ファインペッツキャットフード
ファインペッツキャットフードはさくも好きなキャットフードのひとつです。高タンパク質高脂肪で猫の健康を考えた新鮮な動物性食材中心のキャットフードです。品質が安定しづらい中国原産の材料を使用していない点もアピールポイントのひとつです。ファインペッツキャットフードの塩分濃度(ナトリウム)は、0.4%(1Kgあたり4gの塩分相当量)です。初回限定でお試しパックが1.5Kgで1,000円で購入可能となっています。最安値で購入できる公式サイトをチェックしてみてください。
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まとめ
いかがだったでしょうか。筆者は塩分濃度(ナトリウム量)を気にするよりも、多種多様な動物性食材や野菜などから自然そのままの栄養素を摂取できるキャットフードを重視します。猫のライフステージや飼い主さんの考え方によって変わってきます。愛猫の健康を守れるの飼い主と家族だけですよ! ここで紹介した情報が参考になれば幸いです。