スペシフィックキャットフードの栄養成分と安全性の口コミ評判を紹介します。スペシフィックキャットフードは、猫の動物病院を主な販売店として流通しているキャットフードです。北欧産の原材料にこだわった自然派ヘルシーフードというジャンルで人気がある製品で、動物病院が主な販路にはっているので、病気や肥満などで栄養成分が特殊なキャットフードを食べなければいけなくなった犬のための療法食として活用されています。今回は、スペシフィックキャットフードの原材料や栄養成分を元に独自評価していきます。今すぐチェック!
スペシフィックキャットフードの特徴
スペシフィックキャットフードは、アニマルヘルスに特化した製薬会社である株式会社インターベットが製造販売するキャットフードです。最新の研究成果を活かして、動物用医薬品や療法食の開発を進めている企業です。猫を愛する全ての人に良質で健康維持できる療法食キャットフードの提供を心がけています。デンマーク生まれの自然派ヘルスフードで豚肉やニシンなどの厳選された新鮮な原材料で製造されており、合成着色料や合成フレーバーを一切使用していません。豊富なオメガ3脂肪酸、新鮮な原材料の天然フレーバーで食べ飽きしないキャットフードにこだわりを持っています。スペシフィックキャットフードの製品ラインナップは下記の通りです。
- スペシフィックドライフード FCD/FCW(低pHメンテナンス)下部尿路対策
- スペシフィックドライフード FDW リミテッドプロテイン アレルギーが出づらいラム肉で食物アレルギー対策
- スペシフィックドライフード FKD/FKW(低Na-リン-プロテイン)
- スペシフィックドライフード FRD/FRW(ウェイトマネージメント)
- スペシフィックドライフード FSD/FSW(低pHスターター)
- スペシフィックウェットフード F/C-IN-W(リカバリープラスダイエット)
- スペシフィックウェットフード FPW子猫用(高栄養)、FXW成猫用
スペシフィックキャットフードの販売店は動物病院がメインとなりますが、動物病院でキャットフードの在庫を置くスペースがない場合は獣医師の処方のみで実際の購入はAmazonや楽天市場になるケースも多いです。ネット通販で購入できるので重たいキャットフードを自宅まで持って帰る手間が減りますね。今回は、多くの飼い主から定評を得ているスペシフィックドライフード FKD/FKW(低Na-リン-プロテイン)の栄養成分や安全性を紹介していきます。1Kgで2,000円前後の販売価格となっています。
スペシフィックキャットフードの栄養成分
スペシフィックキャットフードの栄養成分は下記の通りです。やはり、療法食ということもあり腎臓病ケアがしっかりされていて必要なエネルギーはしっかり確保できる栄養成分となっています。タンパク質の量がとても低くなっているので成長期の子猫や健康な成猫には向かないキャットフードです。猫の体調が悪いからといってスペシフィックキャットフードを食べさせるという自己判断はNGです。しっかり動物病院で相談して対応を考えましょう。
粗タンパク質 | 19.8%以上 |
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脂質 | 20%以上 |
粗繊維 | 5.1%以下 |
粗灰分 | 7.2%以下 |
水分 | 9.0%以下 |
エネルギー | 456kcal / 100g |
スペシフィックキャットフードの原材料
ヨーロッパの基準で認められた最低限の酸化防止剤のBHA、BHT、没食子酸プロピルが使用されています。微量なので問題ない量ですが、できれば入っていない方が望ましいのが親心ですよね。小麦とトウモロコシでんぷんが主体となっており、リン・ナトリウム・タンパク質を極限まで制限して慢性的な腎不全の猫に配慮した製品です。子猫用や下部尿路対策の製品と異なり、新鮮な動物性食材は使用されていません。療法食ということもあり食べる猫が限定されてしまいますが、酸化防止剤が含まれている点がとても気になります。筆者は個人的に酸化防止剤が使用されているキャットフードは選択しないほうが良いと考えます。
小麦、トウモロコシでんぷん、卵、トウモロコシ蛋白、魚油、動物性油脂(豚)、米、粉末セルロース、ジャガイモ蛋白、ミネラル類(Ca, K, Na, Cl, Fe, Mn, Zn, Se)、ビタミン類(VA, VB1, VB2, VB6, VB12, ナイアシン, パントテン酸, ビオチン, 葉酸, VD3, VE, VK, コリン)オキアミ、魚粉、魚蛋白加水分解物、塩化アンモニウム、タウリン、サイリウム種皮、クエン酸カリウム、トリプトファン、リジン、L‐カルニチン 酸化防止剤:BHT, GHA, 没食酸プロピル
まとめ
いかがだったでしょうか。スペシフィックキャットフードの原材料や栄養成分からキャットフードを独自評価しました。スペシフィックはウェットフードがとても人気がありますが、カリカリ好きだったらドライフードもおすすめです。いずれにせよ健康な猫が食べると栄養バランスを崩して体に悪影響を及ぼす可能性もあります。健康な猫ちゃんだったら、ピュリナワン、モグニャンキャットフード、カナガンキャットフードのようなタンパク質豊富な無添加キャットフードがおすすめです!