キャットフードに含まれるカルシウムの役割と特徴について紹介していきます。ミネラルの中でもカルシウムは重要な指標として重視する飼い主さんもいらっしゃいますが、大切なことは総合的な栄養バランスです。カルシウムだけに気を取られてはいけませんが、カルシウムの役割や特徴を理解しないことには全体的なトータルバランスとしてのキャットフードを評価することは難しいです。そこで今回はミネラルの中でも重要なカルシウムについて紹介していきます。カルシウムはリンと相関性が高い成分なので同時にリンの役割も理解していきましょう!
キャットフードに含まれるカルシウムの役割
キャットフードに含まれるカルシウムの役割は人間とほとんど同じです。健康な骨を形成して骨格維持や血液の凝固、筋肉の収縮や神経を正常に働かせるのに役立ちます。カルシウムが不足することで骨折などのリスクが高まります。逆にカルシウム過多になると尿石になるリスクが高くなります。(血液中のカルシウムが増えると体外に尿でカルシウムを排出しようとします)
カルシウムはどれくらい必要なの?
日本のキャットフードの栄養成分の基準を策定しているペットフード公正取引協議会は、AAFCO栄養基準を元にカルシウムの適正値を定めています。成猫でキャットフード100gあたり0.6%以上のカルシウムが必要になってきます。100g中0.6g以下のカルシウム量のキャットフードを与えているとカルシウム不足になってしまいます。なお、一般的なキャットフードのカルシウム量は概ね0.9%〜1.9%程度となっています。リンとカルシウムの比率が1:1.1〜1.5になるように計算されているキャットフードを選びましょう。リンの比率が多くなりすぎるとカルシウムを体外に排出するようになってしまい、骨折リスクが高まります。
カルシウムが適正な厳選キャットフード一覧
カルシウムが適正に配合されている上にリンとのバランスも適正、かつ動物性原材料が主原料になっているおすすめのキャットフードを一覧で紹介していきます。
商品名 | 販売価格 | 主原料 | タンパク質 |
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ピュリナワン | 1Kg 670円〜 | ターキー | 38% |
カナガン | 1Kg 2,110円〜 | 乾燥チキン・チキン生肉 | 37% |
ファインペッツ | 初回お試し 1Kg 666円〜 | アヒル肉・ニシン | 32% |
ジャガー | 1Kg 2,282円〜 | チキン生肉 | 40% |
アカナキャットフード | 1Kg 3,132円〜 | 新鮮丸ごと太平洋ニシン・イワシ | 37% |
オリジンキャットフード | 1Kg 3,432円〜 | 新鮮鶏肉・七面鳥肉 | 40% |
ニュートロナチュラルチョイス | 1Kg 1,960円〜 | チキン生肉、乾燥チキン | 33% |
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まとめ
いかがだったでしょうか。キャットフードに含まれるカルシウムの役割と特徴について紹介しました。カルシウムを摂取することは大切ですが、リンとカルシウムのバランスをリン100%に対して、カルシウムが110%〜150%程度入っていることが望ましいです。これにより成長阻害や骨がもろくなるリスクを軽減することができます。ここで紹介した情報を参考にキャットフードを選びましょう。